2001年08月26日(当時52歳)
  昨年の7月に山頂まで登ったが、ひどいガスと砂交じりの突風で景色を何も
見ずに登って降りただけとなってしまい、今回はそれのリベンジ登山であるが、
今回も天気が思わしくない。今日は過酷な乗鞍マウンテンロードレースの日で
畳平の駐車場は満車状態が続いていた。  昨日、”西穂高岳”で足首を捻挫した ”Zさん”を残して、8時48分、登り始める。 昨年は濃霧で何の景色も見られなかったが、登山道の雰囲気は覚えていた。  周りはこうなっていたのかと
関心しながら車道をドンドン歩き、30分で登山口である”肩の小屋”に着く。  天気は曇りがちであるが山頂が見えているのでどうにか天気は持ちそうな感じがした。  石だらけの登山道を20分で稜線に出て、ここから権現池、山頂を
眺めながら、昨年は砂嵐の様な突風で小石が顔にバチバチ当たって我慢の登り
だったのを思い出す。 
 1時間で山頂小屋に着く。 ここから5分で山頂に着くが、ここでガスが出て何も見えなくなる。 ”大日岳”まで行こうと思っていたが、このガスで中止し直ぐに下山するが今回も悪い癖が出て走り回って下山し、
45分で下り終えた。 お花畑に行ってみるが花はほとんど終わっており、昨年7月の様な満開のお花畑は見ることが出来なかった。
帰宅する
  乗鞍スカイラインを降りて ”エンジョイ朴の木平”の温泉に入り、昼飯を食べて、帰路に着く。 途中、ガソリンスタンドでガスを満タンにし、燃費を計算してみるとエアコンを付けっぱなしながら15.5km/Lも走ってくれた。
歩き始めの車道より畳平の駐車場、鶴ヶ池、恵比寿岳を見る。
乗鞍山頂と稜線、車道はまだ続く。
登山道入口の ”肩の小屋”に着く。
”肩の小屋”から見た登山道と ”剣ヶ峰”(左奥)。
簡単な山なので多くの人が軽装で登っている。
振り返りコロナ観測所のある ”摩利支天岳”(2,872m)を見る。
右下の道路ではロードレースが行なわれていた。
ピーク感はまったくないが ”蚕玉岳”(2、980m)の標識あり、まったく読めない。
この先が ”馬ノ背”となり、昨年はここを強風が吹き抜け、通過するのが
一苦労であった。 今回は景色を眺めながらの楽な登りとなる。
神秘的な ”権現池”。 ここは立ち入り禁止だった。
”頂上小屋”に着く。 山頂までは5分あれば登れる。
1時間で乗鞍岳最高峰 ”剣ヶ峰”(3,026m)に着く。
山頂の標識が新しくなっていた。 今年も山頂はガスってしまい、
”大日岳”に登るのは断念した。 直ぐに下山する。
日本百名山に戻る



岐阜県高山市市丹生川町岩井谷
標高差:321m
〔068〕乗鞍岳 (3,026m)
日本百名山』  1時間で登頂出来る3千m峰。 昨年は濃霧で何も見えなかったので、そのリベンジを果たす。
小走りで下山し、45分で畳平に戻る。 車で待機していた
捻挫おばさんと合流しお花畑に向かう。 8月も末になると
お花畑の花はほとんどが終っていた。
捻挫おばさんは車でおとなしく待っていたと思っていたが、痛い足を
引き摺って後ろに見えている ”恵比寿岳”に登っていたらしい。
”頂上小屋”手前から ”剣ヶ峰”を見る。
のりくらだけ
深田久弥著の「日本百名山」から
  もちろんここで言う乗鞍信者とは、信仰登山のそれではなく、まして遊覧バスで運ばれてくる大衆ではない。 お金はあまり無いが暇は十分あるという学生時代に乗鞍に住んだことのある人たちを指す。 全く乗鞍は登ると言うより、住むと言った方が似つかわしい山である。
当時の乗鞍岳は畳平の駐車場までマイカーで行くことが出来た。
2回目
Road Map :R158から乗鞍スカイラインで畳平に入る。
Route Map:畳平から剣ヶ峰を往復する。
登山道の入り口からは、前回見ることが出来なかった
”剣ヶ峰”の優姿を見ることが出来た。
昨夜は ”西穂高岳”登山で汗を掻いているのとZさんの足首の捻挫の
治療もあるのでで栃尾温泉の民宿 ”むらかみ”に宿泊した。
今日は ”乗鞍マウンテンロードレース”があることから、
畳平の駐車場は道路に溢れる程の車が停められていた。
”これが山頂!”のオヤジギャグ。
登山と言うよりハイキングの方が多く、3千m峰を感じられなかった。
前方に見えているのは ”蚕玉岳”だろう。
'01年度の山歩き
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